24年目の里山から
大久佐八幡宮の由緒には飛鳥時代からの系譜が記されています。
この農村里山集落の環境は、この30年で激変しました。
山はニュータウンに、木々や野鳥は人々に、
その中を流れ続ける
八田川
川に沿って田んぼ
残った山には竹
川沿いの道は今でも泥道です。
尾張丘陵は溜め池が多いのも特徴です。
私たちは、この環境の元で
良いところを見つけ出し
楽しく豊かに暮らし続けられることを願い
おおくさの大地をお借りして
竹を使い、田んぼに設置し、八田川を見つめ直す
環境造形展として、
バンブーインスタレーションinおおくさ を
開催します。
自然環境と人々の暮らしの豊かな調和を求めて。
2013年 八田川賞「水車」チームS&U
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主催者
バンブーインスタレーション実行委員会
代表 梶田 治良
この「おおくさ」地域は、中央自動車道の開通、桃花台ニュータウンの開発などにより急激な変化を遂げてきた地域です。一般的な田園生活を営む地域と新しい都市生活とが混在し、それぞれが個別に背中合わせに生活を営んでいます。 この特殊な地域に対し、感心、興味、問題意識を、より具体的に働きかける活動母体として1994年3月「おおくさ探険隊」が誕生しました。 探険隊の活動として、この地域の自然・歴史・環境を知るハードへの働きかけと平行し、人と人の出会いと交流と言うソフトの要素への働きかけが、バンブーインスタレーションへと引き継がれて、現在に至っています。 長い年月、人々の生活の糧を生み、生活の中心に位置してきた「おおくさの田んぼ」に触れる機会を得たことで、全身(五感)でおおくさの自然を体感してもらい、自らの手で作り上げる苦労や完成したときの喜びを、一人でも多くの子どもたちに経験して欲しいと考えています。 11月3日(金)から11月5日(日)の3日間、「おおくさ」の田園風景の中で開催します。 ここを流れる八田川は、里山や田畑を潤し、ここの風景の生命線として、生き続けて来ました。しかし、最近は、人々からは遠い存在です。人々が、この八田川を再び身近な川と感じ、この「おおくさ」の風景を、もっと知り、親しむために、ここの風景を特徴づけている「竹」を中心の素材に、八田川沿いのあちこち、「おおくさ」の風景の中に、「竹の立体造形=バンブーインスタレーション」展を、開催します。今年で23年目。地域のご理解・ご協カも定着し、参加者も中学生から一般の住民、芸術系の学生から造形作家までの多彩な顔ぶれの充実を得てきています。新しい風景を出現させ、八田川を再び浮かび上がらせ、人々と自然との出会い・交歓をはぐくむ催し・『バンブーインスタレーションinおおくさ2017』への参加を、熱く呼びかけます。 |
1.テーマ | |
テーマ、タイトルとも特に限定しません。おおくさの里山にマッチしたもの。 | |
2.設置場所 | |
バンブーインスタレーション実行委員会企画展示場(小牧市大草、八田川周辺) | |
3.会期 | |
2017年11月3日(金)〜11月5日(日) | |
4.規格 | |
主催者の指示、ルールを厳守できる人・グループであればどなたでも参加できます。 1チーム 1点 八田川に向き合う造形であること。 制作した際、耐久性・安全性・構造等を考慮し野外展示が可能であること。 竹を中心素材とすること。 紙や布などの材料は、制作者で用意・負担してください。 |
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5.出品料 | |
2、000円 |
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6.申込先 | |
バンブーインスタレーション実行委員会へE-mailで申し込むこと。 E-mail: office@bamboo-ookusa.jp |
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7.竹切り | |
竹は、切出し日に、主催者同伴で切出します。 製材、大草会館作業ヤードへの運搬は参加者個人で行ってください。 |
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8.制作・展示場所 | |
大草会館作業ヤードおよび、委員会の許可を得た田・あぜ・休耕地など。 展示場所は、主催者が協議し決定する。 |
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8.ルール | |
多くの方々のご理解とご協力により、開催します。ルール・マナーを厳守すること。 (マナー、日時、竹切り、素材、設営、撤去、片付け) |