バンブーインスタレーションinおおくさ 2017
募 集 要 項



24年目の里山から


大久佐八幡宮の由緒には飛鳥時代からの系譜が記されています。
この農村里山集落の環境は、この30年で激変しました。
山はニュータウンに、木々や野鳥は人々に、
その中を流れ続ける
八田川
川に沿って田んぼ
残った山には竹
川沿いの道は今でも泥道です。
尾張丘陵は溜め池が多いのも特徴です。

私たちは、この環境の元で
良いところを見つけ出し
楽しく豊かに暮らし続けられることを願い
おおくさの大地をお借りして
竹を使い、田んぼに設置し、八田川を見つめ直す
環境造形展として、
バンブーインスタレーションinおおくさ を
開催します。


自然環境と人々の暮らしの豊かな調和を求めて。

2013年 八田川賞「水車」チームS&U
 

主催者
バンブーインスタレーション実行委員会

代表  梶田 治良


 この「おおくさ」地域は、中央自動車道の開通、桃花台ニュータウンの開発などにより急激な変化を遂げてきた地域です。一般的な田園生活を営む地域と新しい都市生活とが混在し、それぞれが個別に背中合わせに生活を営んでいます。
 この特殊な地域に対し、感心、興味、問題意識を、より具体的に働きかける活動母体として1994年3月「おおくさ探険隊」が誕生しました。
 探険隊の活動として、この地域の自然・歴史・環境を知るハードへの働きかけと平行し、人と人の出会いと交流と言うソフトの要素への働きかけが、バンブーインスタレーションへと引き継がれて、現在に至っています。

 長い年月、人々の生活の糧を生み、生活の中心に位置してきた「おおくさの田んぼ」に触れる機会を得たことで、全身(五感)でおおくさの自然を体感してもらい、自らの手で作り上げる苦労や完成したときの喜びを、一人でも多くの子どもたちに経験して欲しいと考えています。
11月3日(金)から11月6日(日)の4日間、「おおくさ」の田園風景の中で開催します。

 ここを流れる八田川は、里山や田畑を潤し、ここの風景の生命線として、生き続けて来ました。しかし、最近は、人々からは遠い存在です。人々が、この八田川を再び身近な川と感じ、この「おおくさ」の風景を、もっと知り、親しむために、ここの風景を特徴づけている「竹」を中心の素材に、八田川沿いのあちこち、「おおくさ」の風景の中に、「竹の立体造形=バンブーインスタレーション」展を、開催します。今年で23年目。地域のご理解・ご協カも定着し、参加者も中学生から一般の住民、芸術系の学生から造形作家までの多彩な顔ぶれの充実を得てきています。新しい風景を出現させ、八田川を再び浮かび上がらせ、人々と自然との出会い・交歓をはぐくむ催し・『バンブーインスタレーションinおおくさ2017』への参加を、熱く呼びかけます。



1.テーマ
テーマ、タイトルとも特に限定しません。おおくさの里山にマッチしたもの。
2.設置場所
   バンブーインスタレーション実行委員会企画展示場(小牧市大草、八田川周辺)
3.会期
   2017年11月3日()〜11月6日(
4.規格
   主催者の指示、ルールを厳守できる人・グループであればどなたでも参加できます。
1チーム 1点
八田川に向き合う造形であること。
制作した際、耐久性・安全性・構造等を考慮し野外展示が可能であること。
竹を中心素材とすること。
紙や布などの材料は、制作者で用意・負担してください。
5.出品料
    2、000円
6.申込先
   バンブーインスタレーション実行委員会へE-mailで申し込むこと。
E-mail:
office@bamboo-ookusa.jp
7.竹切り
   竹は、切出し日に、主催者同伴で切出します。
製材、大草会館作業ヤードへの運搬は参加者個人で行ってください。
8.制作・展示場所
   大草会館作業ヤードおよび、委員会の許可を得た田・あぜ・休耕地など。
展示場所は、主催者が協議し決定する。
8.ルール
   多くの方々のご理解とご協力により、開催します。ルール・マナーを厳守すること。
(マナー、日時、竹切り、素材、設営、撤去、片付け)
9.日 程
   竹切り
 10月1日()と2日(
 両日とも大草会館にて9時から説明会、10時から竹切り作業
 説明会では、制作上の諸注意、展示場所の確認、DM配布、保険登録を行います。
制作期間
 竹きり終了から10月28日(金)までに制作、設置
 作業終了時、委員会に報告すること
制作場所
 稲刈り以前は、各自で確保。(確保できないチームは、応相談)
 稲刈り後は、各チームの展示場所で制作。
審査日
 2015年11日5日(
展示期間
 10月29日()から11月6日()の9日間
作品撤去
 11月6日()15時から11月13日()まで
 (13日までに撤去できない場合には、実行委員会に撤去日を申し出ること。)
 展示に利用した田んぼは、各チームの責任で、現状復帰のこと。
 田起しなどの農作業に支障がないようにする。
 展示した田んぼでの、焚き火による片付けは厳禁。
 その他不明な点は、主催者に相談のこと。
 使用した竹は、主催者指定の場所に片づけ、竹の最終処分は主催者で対応。

10.各賞
   八田川賞など審査会により選出
11.選考日
  2016年11日5日(
12.選考委員(順不同)
  現在、交渉中
13.各賞結果発表
   2016年11日5日() 作家交流会にて発表。
14.その他
   展示期間中の作品の管理は、制作チームの責任で行うこと。
展覧会の広報宣伝のための写真などの著作権は、主催者に帰属する。
この要項に記載されていない事項で、協議が必要とされる事項については、当事者と主催者が協議し、決定する。
15.注意事項
   田んぼ所有者の視点に立ちルール・マナーを厳守すること。
田んぼに有害な素材を使用しないこと。
釘や針金等、金物を使用する場合は、実行委員会の許可を受けること。
制作に使った材料や道具等は全て個人の責任において田んぼより撤去すること。
16.個人情報について
申込書に記載された個人情報は、バンブーインスタレーションの連絡のみに使用いたします。




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